374737myのブログ

読書感想文+アルファ……的な「あれこれブログ」

入り込んで「ぬくぬく」。

うしカウカウ



やっぱり昔に読んだ吾妻ひでおさんのマンガエッセイ


みたいな本で、編集者の問いかけに吾妻さんが


「(自分には)マンガの中に入って行っちゃいたい、みたいな気分があるんだよ」


とおっしゃっていたのを覚えていますが


わたしも小説の読者として、その物語の中に入り込んで

(ぬくぬくとしていたい)

みたいな気持があります。


逃避願望の一種なんでしょうが、そのためにはあんまり


波乱万丈でワクワクドキドキ……というのはウマくありません。


日常的なことの繰り返しに、どこかちょっと色気がある


といった調子の長編がイイのです。


だから食べ合わせじゃないけど

「読み合わせ」

のメニューとして


冒険とファンタジーの『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にプラスするのに


日常のこまごました描写の積み重ねの先に思想というか、世界観を浮かび上がらせる小説としての『魔の山』を組み合わせるのは


悪くないのではないか……という、要は自画自賛でした。


  ーーー ーーー ーーー ーーー


★今日でわたしのお盆休みは終りです。


 明日以降は

 (ポツポツ更新)

 になると思いますが、よろしく

 お願いいたします。

『魔の山』は細部がすごい!

うしカウカウ



テキトーもいいとこですが


加藤氏のあの本が見つかるまで


『魔の山』

の方の話をします。


村上春樹さんの

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

を再読しようと思い立ったとき


ほどなく

『魔の山』

もいっしょに読もうか……


という気になったのは


今から考えると多分こういうことです。


それは、『魔の山』には細部があるから。


よく細部が肝心とか、細部に神さまが宿るとか言われますけれど


『魔の山』の細部はすごいんですよ。


小説全体の大きな構想をとことん細部で支えていく……というか。


村上春樹さんの長編にだって細部が生きてる所ってたくさんありますが


それでもやはり太い柱は

(ファンタジックなもの)

の方で


その中で、ときに細部を上手く生かしているというのが、わたしの印象です。

忘れんな!

うしカウカウ




最初にお詫び & 訂正です。


昨日、記事の中で加藤典洋さんのご本

『村上春樹は、むずかしい』

(岩波新書1575)

の書名を出しましたが


「、」が抜けていました。読点が入るんです。実物が手もとになく記憶に頼ってつい「、」抜きで書いてしまいました。


お詫びして訂正いたします。


  ーーー ーーー ーーー ーーー


それで今、その加藤さんの

『村上春樹は、むずかしい』

をひっぱり出そうとしていますが


なかなか見つからない。


……と、そもそも

(あの本、買ったんだっけ?)

という疑問さえ湧いてきました。


何だそりゃあ、という話ですよね。情けない。


記憶しているのは、自分が大型書店のフロアで

新書を手に取り、あちこちパラパラめくっていたら


例の、村上春樹さんが村上龍さんに刺激され大いに発奮した


という箇所に当たった、というそのことなんです。つまり、次にそれをレジへ持って行って確かに買ったという記憶はない。


あの箇所にすごくビックリしたんだから


当然買ったんだろ、と思いたいところではあるけれど


わたしは大型書店ではときどき

「ヤッちゃう」

ことがあります。



これまで何度、帰りの電車の中で

(あれ? あの本なんで買ってないんだ?)

と気づいて落胆してきたか!


バカだから、他にも買いたい本があってフロアをあちこち歩き回っている間に忘れてしまう。忘れんな!